・・・どれくらい、抱きしめていたのか?
オシリスは、
私から少し体を離し、
バツの悪そうな顔をした。
「…悪かった。今の事は、忘れてくれ」
そう言ってオシリスは、
部屋の中に入っていった。
閉められたドアを、
少しの間、呆然と見つめていたが、
ジェフティに呼ばれ、
その部屋を後にした。
…複雑な気持ちのまま、
午後、戦の準備を整えたイスタ帝国軍が、
出発した。
今回は最後の戦。
ラメセスと、オシリスの二人の将からなる、
かなり大規模な軍になった。
民衆たちは、
出発を見送ってくれていた。
…まさか、女の私がいる事など、
誰も気づかないだろう。
私は男装をしているから・・・
オシリスは、
私から少し体を離し、
バツの悪そうな顔をした。
「…悪かった。今の事は、忘れてくれ」
そう言ってオシリスは、
部屋の中に入っていった。
閉められたドアを、
少しの間、呆然と見つめていたが、
ジェフティに呼ばれ、
その部屋を後にした。
…複雑な気持ちのまま、
午後、戦の準備を整えたイスタ帝国軍が、
出発した。
今回は最後の戦。
ラメセスと、オシリスの二人の将からなる、
かなり大規模な軍になった。
民衆たちは、
出発を見送ってくれていた。
…まさか、女の私がいる事など、
誰も気づかないだろう。
私は男装をしているから・・・