復讐のkiss

「…オレは反対だ」

最後の難関。

私が戦に同行する事を反対してる人物。



「もう、反対してるのは、

お前だけだぞ、オシリス・・・」


そう、ラメセスの双子の弟、オシリス。


ラメセスの言葉に大きな溜息をつく、オシリス。


「当たり前じゃないか?

女が戦に行く事など誰が賛成できる?

ラメセスの言葉だから、仕方なしに頷いてる家臣たちは、

思っている以上に多いぞ」


オシリスの言葉に、

ラメセスは頷く。



「そんな事は分かっている。

オレでも最初は反対したんだから」



「じゃあなぜ、そうまでしてミラを連れて行こうとする?

愛する女を、いつ死ぬかわからない戦場へ

連れて行っても何の得にもならない」


オシリスの言ってる事がもっともだ。



「それでも、オレはミラを連れて行く」

ラメセスは、一歩も引こうとしなかった。