復讐のkiss

夜明け前。

少し目覚めかけた私は、

隣に温かなぬくもりを感じ、

そっとすり寄り、そのぬくもりを抱きしめた。


・・・すると、

そのぬくもりは、私を抱きしめ返し、

更にぬくもりを与えてくれた。


安心する。


ずっとこのぬくもりの中にいたい。

そんな思いが溢れ出す。


「…ミラ、愛してる」

・・・その言葉に、一気に目が覚めた。


パチッと目を開けると、

薄明りに照らされたラメセスの顔が浮かび上がった。


私は驚き、離れようとする。

でも、ラメセスは、私を離すどころか、

より一層強く抱きしめた。


「・・・離れるな」

「・・・」


「こうやって抱きしめるだけだ・・・

何もしない・・・

ミラ、また戦が始まる」


「・・・え」