「一生に一度の事だ。
ミラの事を考えると、
煌びやかなドレスを着て結婚の儀をしてやりたい」
「・・・え?」
「・・・だが、それをよく思わない輩もいる。
オレは祝福された王ではないからな?」
「・・・」
「今宵は、信頼できるのもばかりを集めた宴だ。
羽を伸ばしてもいい・・・
ミラ、お前の事を今後ずっと守っていく者たちだ。
しっかり顔を覚えてもらえ・・・
そしてミラ、お前自身も、そいつらの顔を覚えろ」
「・・・」
私の両親をいとも簡単に殺してしまった男が、
私を守ると?
私を安心させて、後で何かしてやろうと、
企んでいるに違いない。
私は頷くこともせず、
ラメセスを見つめた。
・・・さきに部屋を出たラメセス。
その後に入ってきた侍女たち。
その者達が、私に綺麗なドレスを着せた。
ミラの事を考えると、
煌びやかなドレスを着て結婚の儀をしてやりたい」
「・・・え?」
「・・・だが、それをよく思わない輩もいる。
オレは祝福された王ではないからな?」
「・・・」
「今宵は、信頼できるのもばかりを集めた宴だ。
羽を伸ばしてもいい・・・
ミラ、お前の事を今後ずっと守っていく者たちだ。
しっかり顔を覚えてもらえ・・・
そしてミラ、お前自身も、そいつらの顔を覚えろ」
「・・・」
私の両親をいとも簡単に殺してしまった男が、
私を守ると?
私を安心させて、後で何かしてやろうと、
企んでいるに違いない。
私は頷くこともせず、
ラメセスを見つめた。
・・・さきに部屋を出たラメセス。
その後に入ってきた侍女たち。
その者達が、私に綺麗なドレスを着せた。