……終わっちゃいました。

一体、ここまでたどりついてくれた方がどれくらいいらっしゃるかな…。


そう思えるほど果たして最後までついて来てくれている読者が居るのか心配です。

怖くて途中で感想ノートまで閉じちゃいました。



しかし、一応、言いたかったことは全部詰め切れたと思います。

……多分。



一番言わせたかったのが、

『――人生なんてまだまだ先は長いんだからさ』

という教師Aのセリフ。


心の狭い未熟な私にはとてもそんなことは言えません。

毎日せこせこ必死に生きてて、仕事して疲れきって帰って来て、たまに家族にやつ当たったり、二日酔いになるほど飲んだり、ゲーセンでメダルゲームをやり倒したり。

駄目人間です。

でも、苦手だった人がふと優しく思えたりした時に思う。

ああ。相手が優しくなかったんじゃなくて、私が優しくなかったんだって。


だから、いつか絵里ちゃんの兄さんみたいな全てを受け入れて包み込めるような優しい人になりたい。

勝手な自分の願望を詰め込んだ話になっちゃいました。


携帯小説の利点を生かして、随所で遊んだりもしちゃいました。

途中でページに戻ったりするば、より楽しめたりするかもしれません。あくまで「かもしれません」ですからお気を付け下さい。



そんなわけですが、最後まで付き合って下さった皆様(もしいらっしゃいましたら)、本当に心からありがとうございましたと直に逢って伝えたいぐらいです。




2010.06.20 山咲遥花