「...ありがとう、私に大切なことを教えてくれて」
「別に、私も生きたかっただけよ。」
「...お母さんのこと恨まないであげてね。蜜穂お姉ちゃん」
私がその名前を発すると一瞬凍りついた微笑
でも、すぐにいつもの余裕そうな顔に戻った
「分かってたの?私があなたの二卵性の双子だったっていうこと」
「分からなかったわ、でも未来のお母さんに会ってあなたに名づけようとしていた名前とあなたの名前が同じだった。それであなたが私の人生をほしがる理由もつじつまが合うでしょう」
私と同じ環境で育つはずだったお姉ちゃん
同じお母さんに育てられて、同じ環境で...
高校に通って...
それが、できなかったんだもん
そりゃあ、私の人生がほしくなるのも無理はない



