「なんなの?」 何が起こったの? 「時間を停止したのよ」 ふと、後から聞こえた声 振り返るとそこにいたのは 「昨日の女の子っ!!こっちにこないで!」 やっぱり、あれは夢なんかじゃなかったんだ 鏡の中でにたにた笑っていた女の子 それが今現実化して私の目の前にいる 「ふふっ、怖がらないでよ。私は蜜穂(みつほ)。よろしくね」 「よろしくっていわれても...」 あくまで好意的な表情を浮かべてくる彼女に昨日ほどの恐怖感はなかった