「...秋華、秋華!」 どこかで私を呼ぶ声がする 目の前に広がる暗闇の先に光が見えた 「秋華っ!」 目を開けるとお母さんが私を心配そうに覗き込んでいた 「...お母さん、私」 眠ってたの? 「もう、朝よ。鏡の前で倒れてたの。支度しなさい、学校遅れるわよ」 「...うん」 昨日の女の子はなんだったんだろう 私、眠ってたの?