ジリリリリリリッ


「………ん」


手を伸ばして鳴っている時計を止める


「……夢、か」

ベッドで自然と入っていた力を深呼吸と共に解いていく

気がつけば汗びっしょりだ。

「風呂、入ろう」

私は起き上がり風呂に入り
汗を流し、ふと鏡にうつる自分をみつめる

「あの人……どこにいるんだろう」

もし見つけたら冷静でいれるかわからない。

あの日と同じ、真っ黒なスーツを着てた

「あ!今日、学校!」

そこで思考は停止するしかなくなる。
やば、急がなきゃ!