助手?


教授はにこりと微笑んでるが
その笑顔は何を考えてるのか良くわからない。

「……何故?」
「ん?……なんとなく話しやすそうだし」

適当すぎる。

でも思ったらこれって……チャンスだ。
一緒に過ごしていけば、右肘を確認できる可能性はかなりあがる。

「………わかりました。受け入れます」
「ほんと?じゃあ、2年間よろしくね」
「えぇ」

2年間、あなたが生きてここにいられることを祈るわ

私はわずかな希望を抱いたまま
教授室を後にした。

私の背中に向けられてる冷たい視線にも気づかずに…