音羽side
こんにちは!
私、城山音羽。高1です。
実は私には、秘密があるんです…

女子1「山城さんって地味よね」

女子2「うんうん、眼鏡に
三つ編みとか昭和だよw」

女子3「そんなに大きい声で
言ったら聞こえるよww」

聞こえてるし…
昭和で悪かったわね
そうなんです。私は
「山城羽音(やまじろ はおん)」
という偽名で高校に通ってます。
顔を見せないために
三つ編みに眼鏡をかけています。
まぁ、いろいろあって…

沙「おと「わーーーーーー」

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音「さーーーやーー(`ω´ )」

沙「ほんっとごめんって。
つい、口が滑ってさ」

音「そういう問題じゃない‼」

今、私にしかられてるのは
高野沙耶(たかの さや)
すっごく美人。私の秘密も
知っている、頼れる親友。

沙「はいはいーww」

音「もぉ、しょうがないんだから」

沙「えへへ」

音「よし、行くよ‼次、音楽だから」

ードデッー

いてて、謝らなきゃな‼

音「ご…ごめんなさい‼」

棗「あぁ、いいよ…
その代わり、お詫びにデート
してくんない(⌒▽⌒)ニコッ」

誰?

音「あなた、誰ですか?」

棗「えっ、俺の事知らないの?」

音「はい…すいません、お断りします
失礼します。」

沙「はおーん、何かあったの?」

音「別に…行こ、沙耶‼」

沙「うん‼」

あいつ、ちょーーウザい。
デートとかありえないし
この時は、まだ知らなかった…
私たちがこれから、デート以上の事を
する事になるなんて…