【続編】スパイシーな彼~彼女が生きた証愛した瞬間

瑞希は少し疲れた顔をしていた。


祐輝は心配して、瑞希をベッドに入れると、手をつないで、瑞希にキスする。


「俺がいるから…ゆっくり休むんだよ」


そう言うと、静かに二人は眠りについた。


明け方近く、何となく目が覚めた祐輝は、瑞希の顔色が良くないことに気がついた。


少し汗もかいている。


おでこに手をやると、熱があるようだ。


「瑞希、大丈夫かい?熱があるよ。汗もかいてるし、着替え取ってきていいかい?」


「ごめんね祐輝…寝る前から何となく調子悪くて…」


「どうして言わなかったの~!」


「体が弱いって…祐輝に嫌われるの嫌だから…」


「何言ってるんだ!俺は、瑞希の体のことも知って、理解して、付き合うって約束しただろう…とにかく、着替え取ってくるよ」


「ごめんね…そこの鞄に鍵入ってる。タンス開けたら、適当に…」


「わかった。待ってて」