「そっかぁ~」


祐輝の笑いで瑞希の緊張もほぐれていた。


「瑞希…おいで…」


祐輝は瑞希を抱き寄せて、髪をなでながら、今の幸せを実感していた。


ただこうしていられるだけで幸せな気持ちになれる…


きっと晴香にしてあげられなかった、晴香の寂しかった気持ちはこれなんだと、瑞希を通して反省していた。


触れて、抱きしめているだけで、愛情を感じあえる…


こんな気持ちがあったんだと祐輝は思っていた。


瑞希が祐輝の顔を見ると、唇に触れながら、優しく耳元、首筋にもキスをしてあげた。


くすぐったい顔をしながら祐輝に身を任せる…


祐輝がパジャマのボタンをはずしても、瑞希は嫌がらなかった。


瑞希の柔らかい肌に触れてみる…


祐輝もTシャツだけ脱ぐと、瑞希の上のパジャマだけ脱がせた。