【続編】スパイシーな彼~彼女が生きた証愛した瞬間

「瑞希震えているよ。やめよう…」


「ごめんね…大丈夫」


「だって、瑞希にとってファーストキスだろう…もっと大切にしたほうがいいよ…」


「いいの…祐輝にしてほしいの」


男が女性に頼まれて断るのは失礼だとは思っていた。


でも、瑞希が純粋すぎて、傷つけてしまったらと思うと、体が動かなくなる。


「大丈夫…祐輝、私を大人にしてください」


震える瑞希の肩を優しく抱き寄せて、祐輝は軽く触れる程度に、瑞希にキスをした。


「瑞希…大丈夫?」


「ありがとう祐輝…キスってこんなんだっったんだ~祐輝が触れた瞬間、体に熱いものが走った感じがしたよ」


祐輝自身もキスをするなんて久しぶりで…


瑞希の柔らかい唇に触れた瞬間に、瑞希を愛しいと感じていた。