【続編】スパイシーな彼~彼女が生きた証愛した瞬間

「抱いてもいいよって…」


「プッ…瑞希そんなこと心配してたの?」


「だって…」


「俺は瑞希にそんなこと今求めていないよ。こうやって傍にいて、お互いが寂しくなかったら、幸せだろう…それとも…瑞希してみたいの?」


「わからない…全く男の人に触れたことがないから…でも祐輝に髪乾かしてもらったりしてると心地良かった~」


「急ぐんじゃない。瑞希が触れてほしいって思ったら、自然にそうなる。いいですよ!なんて無理してすることじゃないんだよ。わかるかい」


「うん…じゃあ一つだけ…キスしてほしい…」


「えっ…わかった…おいで…」


祐輝は自分のベッドに瑞希を座らせると、自分も横に座って優しく引き寄せるように手をまわした。


言った瑞希の体は震えていた。


「瑞希、寒い?」


首を横に振る…