【続編】スパイシーな彼~彼女が生きた証愛した瞬間

祐輝のベッドの横に布団を敷くと、瑞希は嬉しそうに寝転んでいた。


祐輝もベッドに横になり、笑顔で瑞希を見ていた。


「私ね、男の人と二人でこうやって寝るの初めてなんだ~父親のことなんて覚えていないし…何だか嬉しい」


「そっかぁ~瑞希は女家庭だったから、それもないのか~」


「うん…修学旅行も行ってないし、きっとこんな感じで、楽しかったんだよね~」


「家の中に人の声がするっていいな~寂しくなくて…」


「本当…私も思う」


「瑞希、シャワーしてきていいんだよ。心配するな~俺瑞希襲ったりしないから…」


「襲う?って」


「あっ…変なこと考えてないから」


「ん?変なこと…」


「ハハハッ…笑える瑞希、いいよ。シャワーしておいで…着替え持ってくるかい?」


「うん~」