【続編】スパイシーな彼~彼女が生きた証愛した瞬間

瑞希は祐輝の部屋に入ると、窓を開けて、空気の入れ替えをしていた。


「瑞希ちゃん…俺シャワーしたいんだけどいいかな?」


「あっ…いるとマズイですね。自分の部屋に帰ってますけど」


「俺は別に…昨日も全裸見られてるみたいだし~かまわないんだけど…」


「私も大丈夫ですよ。一人で体調心配だったら、一緒に入りますか~?」


「えっ?」


「フフフッ…冗談ですよ~」


「ハハハッ…だよね~」


「ちょっと自宅に行って、食料持ってきますね。その間にシャワーしててください」


「う…うん…」


祐輝はドキドキしていた。


瑞希の冗談にはちょっと驚かされる。


本人は何も考えずに、いたずらっ子のように言ったセリフが、祐輝にとってはびっくりする内容だったりで、そんな瑞希に魅力を感じる祐輝だった。