Fake ~偽りの関係~




しばらくバイクて走っていたら、とても綺麗で大きな海が目にはいった。


「リク…すごい、綺麗だよ。」


「あぁ。綺麗だな。」


リク…これをみせにきてくれたんだ。


「降りるぞ。」


海に見とれすぎて、リクがバイクに降りていることに気づかなかった。


あわてて降りると、リクはぎゅっ、とてを繋いでくれた。


「そういえばさー、リクって何歳?」


ほんとは他のこと聞きたかったけど、とりあえず普通のこと聞いてみた。


「俺…?俺は18だけど?」


18けっこう予想通りかも。


「じゃあ私は?」


「お前は15?」


えっ?


まだ!高1だったんだ。


てか、リク年上…


「リクって呼び捨てでいいの?」


「なにが?お前前からそうじゃん。」


ふーん。そうなんだ。


「そういえば、私自分の顔わかんないよ。」


自分の顔覚えてないんだよなー。



「まじ?お前めっちゃぶさいく。」


え?ほんとなの?


ちょっとショックだよ。


「嘘。」


リクはそういいながら、すごい笑ってる。


もしかして、私からかわれた。


リクって意外にドS?