職員室についた。 「もりも、森山せんせーい」 こいつ、完璧に『もりもり』って言おうとしたな… 「何だぁー? あー、喜多か…」 「普通に読んでいいよですよ」 ん? 何か日本語になってなかったような…。 「んじゃぁ弘。 …こっちは?」 「あ、こんにちは」 挨拶は大事です。 「私は平川 凪です」 「平川ー…? あぁ、こいつがそうなのか」 「あの…?」 「私、って…凪くんはおかまか?」 なっ! もっちゃんまで男扱いかよー!!