「弘輝、話してくれてありがとうな!」 凪がこっちを見てニコッと笑う。 ーどきっ…! 何故か胸が弾む。 な、何だ、これ…! 「あいつ、一回締めてきてやる…!」 「あはは…、ほどほどにな…」 「あぁ! じゃぁまた後で」 そう言って凪は部屋から出た。 「っはぁ…。 何なんだよ、これ。」 つっかかるところはあったけど、 俺は無視することにした。