青い…。

目の前には雲1つない綺麗な青が一面に広がっている。


「きれーい……。…ん?」


ふと、目の前が翳る。


「弘輝に凪。
何してるの、こんなところで」

「んー…空を見てる…」

「俺は…、寝転がってる。
気持ちいいぞ、兄貴もどうだ?」

「俺は遠慮しとく」

「あっそ」


2人が何かしら喋っている間に私は何となく伸びてみる。


んー…!

気持ちいいー!!


「よしっ!弘輝、行くぞ」

「あ、おぃ!
ちょっと待てよ!!、兄貴、お先!」

「あぁ。頑張れよ」