無言で頭を撫でてくれるお姉さん。






「あ、ごめんね。

あたしの自己紹介忘れてた。






あたし、日和の姉の

有明日色【Ariake hiiro】です。

もう全然呼び捨てでもいいからね」






そういわれたものの…

呼び捨てなんてできるはずもなく





「日色さん…」



「うん! あらためてよろしくね」