「…俺か?……俺は…」



その場にひざまずき、目の前の“人ではない何か”をただ見つめる。



何かは、大きく口を開けると、ギラリと光る鋭い歯を見せながら言い放った。





「吸血鬼だ。」









「ぇぇぇぇえ!!!?」