「あ、じゃ、また明日!」

そう言うと、
田中はペコっと礼をして、
スタスタと歩き出した。

...あー、行っちゃった......。

...
ってエッ!?

何、俺。
どうしたどうしたオイ。

まるでもっと田中と居たかったみてぇじゃん!!

そう思うとなんだか、
恥ずかしくなってきて

熱い。

顔が赤くなってるって
確認しなくても分かった。