腕時計を見ると、
7:58。




もうすぐ
集合時間の8時になる。



既に闇天狗の
倉庫の前に居る俺。









…すると、


遠くから手を振る姿。





「…お待たせしましたね」


腕時計が8:00を指す。






「…またぴったりか」




涼太は
必ず時間ぴったりに来る。







「…さて、行きましょうか」



不気味に笑う涼太をシカトして
倉庫の扉を開く。