そんな要のパンチを避けて
俺も急所にパンチをくらわす。
バサッ
要が倒れるのを見て、
健も走ってくる
…が、
すかさず
後ろに回って首に手刀を
入れる。
健も要のように倒れる。
「っ、翔司…っ!
お前、
本当に今までのは
作りもんだって言うのか?」
ゆっくりと声の方を振り向くと
…っ!?
そこには初めて見る
壮樹の泣き顔。
小学年生から
ずっと一緒に居た俺だけど、
壮樹は俺の前では
強がって
絶対に涙を流すことは
なかったのに…。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…