次の日 「じゃあねー!」 「しゃあねー!」 恭介と、麗が 俺たちに手を振る。 「今日は俺に任せて ゆっくりして来いよ」 そう言って、 麗を抱き上げるのは 「ああ、よろしくな 壮樹」 「よろしくお願いしますね」 壮樹が今日一日、 2人を預かってくれる。 「んじゃあ、気を付けろよ」 壮樹も、 2人と同じように 手を振ってくれた。 そんな3人に 俺たちも手を振ってから 歩き始める。