「心配したわ。

 恭介くん、
 もうハンバーグ来てるよ」




楓の言葉で、
さらに笑顔になり


「本当!?

 急ごう、急ごう!」




俺たちの手を引く。















「…え」



…!?





「…お、かあさん」



目の前にはさっきの女。





「…」








沈黙が続く。