ってことは、 仕方なく恭介を 引き取ることになった母親も 新しい男が居て。 でも、 子持ちだとバレるのは 避けたいから さっきシカトしたってことか。 …痣は、 何かあるとすぐに 恭介にあたってるからだろう。 そんなことを考えていると、 「僕もう大丈夫。 お腹空いちゃったよ」 と笑って俺の手を引く。 「…お前は強いな」 そう言って、 また頭を撫でると 恭介はへへ、と笑う。 すると、 プルルル プルルル 携帯が鳴る。 そこには 上条楓の文字。