毎日、毎日、毎日……。
また繰り返しの毎日。
学校、部活、時々バイト、みたいな。
部内でも私達の噂でもちきり。
桂はなんとなくうんざりした表情だった。
もーいいかげんにしてくれ、みたいなカンジの。
それでも私の目は必ず桂の方を向いてしまう。
桂もそれを知ってて、きまずいカンジで目をそらす。
自分でこーゆー状況作ったんじゃん!ってイラッとしてしまう私。
フラれたくせにネ。
「俺、弥生ちゃんと桂って結婚するかもって思ってたのに。」
「結婚って気がはやすぎだし、ありえないし!」
こんなコトゆーのは中学の時好きだった一平。ちなみにバスケ部☆
何気にちょっとした恋バナはできる仲。
口が堅いから相談相手の一人でもある。
好きだった相手なのに?と思うかもしれないけど、案外そーゆー人のがよかったりするんだよネ。
かわゆい彼女もいるし。
「正直さぁ、今桂には好きなコいるけど、やよちゃんが頑張れば結果はわからんヨ?頑張りな!」
綾乃さんも健気(?)な私を気遣ってくれた。
早速好きな女ができる桂の精神にはビックリするけど、しょうがない!
頑張るしかない!
たった少しの間だったけどキモチは舞い上がってた訳だしネ。
一生懸命かかわろーとしたり話そーとしても桂はあいさつもしてくれない。
私ってそんなひどいコトした?
ってゆーか何にも思い当たらないんだけど…。
はぁ。ため息ばかりでてくる。
桂はあいかわらず好きなコを見に行ったり、話にいつも名前を出したりして盛り上がってる。
ホント私へのあてつけだった。
そんな日々が毎日続いてとうとう心が疲れてしまった。
もーいーや…。桂のコトは。
思っても報われないし、部活に行っても何にも楽しくないし。
普通の片思いと違うから精神的にもカナリくる。
自分に一生懸命いいきかせながら過ごす日々ももたない。
もー疲れた。
桂、今度こそバイバイ。