悲しいはずの時間がいつのまにか楽しいいつもの時間になっていた。
ただ今日は特別に電話じゃなく、遅くまで私につきあってくれてる先輩。
ずっくんと別れてくれてウレシーはずなのに、決して強引なコトはゆってこない。
ただ、別れ際に言われた一言は私の胸に刺さってきた。
「あいつと別れたばっかでタイミング的にどーかと思うけど、俺は今でも気持ちは変わらないから。弥生ちゃんが誰のコトを好きでも俺の方がもっと好きだから。」
2度目の告白。
イヤとゆーほど浜田先輩の気持ちはわかっていた。
でも、やっぱり応えてあげるコトはできない。
だからといって、先輩に他に好きな人ができたり、縁が切れちゃうのは絶対イヤ!
ただこの日は真剣に先輩に感謝した。
先輩がいてくれてよかった。
ホントにそー思った。


次の日、由美と梨英に質問攻めにされた。
「あれからどーなった?!ずっくんと仲直りできた?!ねぇ!」
「もー朝から激しいヨ…。一晩たってよーやく涙が止まったのに、ぶり返さんでヨ…。」
「だって!ん~もう!聞きに行くヨ!」
「は?!どこに?!」
梨英に手をひっぱられて行った先は豊田君の彼女のトコだった。
「豊田君からなんかきーてない?!」
梨英は自分のコトのよーに大興奮だったけど、私はいたって冷静。
「あー……なんか教えてくれないんだって。何回聞き出そーとしても絶対にみんなにいわないらしーヨ。」
「は?!何それ!?」
梨英はキレそーな雰囲気。「もーいーヨ。梨英もやめて。」
「……ん。わかった。やよちゃんがそーならいー。」
ありがとー。梨英。
ずっくんのコトは忘れなきゃ。
正直納得できないけど、しつこくして本気で嫌われてもイヤだし。
…でも、ツラいなぁ…。

気付けば入学してからまともな恋愛してないなぁ。
自分の気持ちを強く押しすぎて相手に逃げられっぱなし…。
はぁ。。。
いーコトないかなぁ。


かなりローになってた私に朗報!
バスケ部で3年生の送別会をやるコトになった。
とゆーコトは…?
もちろん馬庭先輩もくる!☆
気分は一気にハイ!☆
今までヘコんでたのもウソみたいに。