そして…

2月14日 バレンタインデー。

私はあなたを近くの公園に呼び出した。

「綾女、どうかしたか?」

あなたの優しい笑顔に

ドキドキが止まらなかった。

「こっ…これ!」

あなたの胸に手作りチョコを

押しつけた。

「綾女?」

「わたし…

ずっと

慎爾くんのこと












好きだった。」


「わたしと付き合ってくれませんか?」

ありったけの想いをあなたに…




でも…

「ごめん。綾女。」

あなたの第一声は

それだった。