青春の1ページ


新一くんを避けるようになった。

挨拶さえかわさなくなった。

新一くんはなにか言いたげだけど

私は一切彼を近づかせなかった。

新一くんの声を聞くたびに

胸が熱くなって苦しい。

あの優しくてクールな声で

白石さんの名前を呼んでいたのかと

考えるだけで

心臓が張り裂けそうになる。

でも、今さら伝えられない。

だって、私はあなたに

ひどいことをしたから。

あなたに平手打ちをして

怒って

八つ当たりして

避けて

あなただって

きっとこんな私を嫌いになってしまったでしょ

これでいい。

そう頭ではわかっていても

心がこの事実を受け入れてくれない。

これが恋。

私があなたを好きだという証拠。

でも、この気持ちは伝えてはいけない。

あなたの幸せを願うなら

この気持ちは…




あなたに気づかれては




絶対にいけない。