ーーピピピピピピ

ポチッ

「んぅ…」

時計を見ると、七時半だった。

あのまま寝てしまったのか、とにかくお夕飯を食べに下行かないといけない。

(あれ…?でも、おかしいな…)

目覚まし時計のタイマーは午前の七時設定しているはず。

気がつけば、窓の外は明るかった。

(なんだ、朝か…)

あのまま夕飯を食べずに寝てしまった。

久しぶりに良く寝られた気がする。
毎日夜更かしをしていたから。


(学校、行きたくない…)

そうだ、私はいじめにあっていた。

昨日、真希の写真をぐしゃぐしゃに切って、落ち着いたからすっかり忘れていた。

確かまだ机の上に置いてあったはず…

「…えっ?!」