ビターチョコレート

相変わらず無表情の彼は、カラになったコップを握りしめて私を見ていた。



あ…。



今日で2回目だ。


この人と視線を交えるのって。



「な、な、なにやってんだよ陽太!?」


鼓膜がやぶれそうなくらい、大きな声が聞こえた。