ビターチョコレート

私の心臓は破裂しそうなくらい、高鳴っている。


陽太さんは呆然として、私を見つめる。


私は陽太さんの服の裾をつかんでいる手をはなした。


い、い、言ってしまった…。


陽太さんドン引きしてるよ…。


でも、やれることはやったんだから!!


私は絶対にあきらめない!!


今日は帰ろう。


陽太さんにこれ以上、迷惑かけたくないし。


私は荷物を持った。






「お前、なんで泣かないの?」






陽太さんが言った。