運命のあいつ

「んなわけねぇーだろ‼こいつは小さい頃からの幼馴染‼」

そんなに否定しなくてもいいのに…

「か、金森姫華っていいます。」

あら、やってしまった…

初めての会話がこれぢゃあね。

椎くんは、よろしくねって握手した。


この時のあたしは、椎くんの気持ちに
気づいていなかった。