「花梨、顔真っ赤だよ。ほら、キスしてよ。」


「え、私からするの?」


「いや、だって、俺からしたら止まんなくなりそうだし?」


と、とまんないって…


うぅ


「ほら、早くー」


「じゃぁ、目、瞑って。」


ん。と、目を瞑る拓斗。

ドキドキドキドキ


ちゅ



軽く触るだけのキス。

すぐ離れようとすると、


ガシッ


頭の後ろられへんを掴まれて、


「んぁ…むふぅ、ん…」


激しいキスに声が漏れる。


頭が痺れて回んない

キーンコーンカーンコーン

SHLの終のチャイムがなる。

「チッ」

拓斗は舌打ちをしながらも渋々私を離してくれた。