しおりは今、小さな箱の中にいる。
まさみと一緒に霊園から自宅に戻ってシオンのお骨の横にしおりのお骨を置いた。
手の平くらいのお骨…シオンと同じ大きさなのに、しおりのお骨の方が威張っているように見える。
「シオンくんは今頃、『しおりちゃんが来たぁ!』って大騒ぎしているね
…シオン、逃げればいいのに、逃げずにしおりのタックル受けてたよねぇ
…『衝撃吸収モーード!』って小さく固まりながら…おかしかったねぇ。
…しおりはあなたと一緒で幸せだったと思うよ…ありがと…」
まさみと一緒に霊園から自宅に戻ってシオンのお骨の横にしおりのお骨を置いた。
手の平くらいのお骨…シオンと同じ大きさなのに、しおりのお骨の方が威張っているように見える。
「シオンくんは今頃、『しおりちゃんが来たぁ!』って大騒ぎしているね
…シオン、逃げればいいのに、逃げずにしおりのタックル受けてたよねぇ
…『衝撃吸収モーード!』って小さく固まりながら…おかしかったねぇ。
…しおりはあなたと一緒で幸せだったと思うよ…ありがと…」
