ー真昼sideー

「真梨ちゃん、いる?」

「真昼。」

真梨ちゃんは1発で分かったみたい。流石、イトコだね。

真梨ちゃんはわたしを優しく抱き寄せ、静に呟いた。

「気づいたんだね、自分の気持ち。」

「うん。」

わたしは・・・


優斗君が好きなんだ・・・。