【続編】猫かぶり姫と可愛い系王子

ー優斗sideー

真昼がぶっ倒れて、俺は急いで真昼を抱きかかえた。

「先生、コイツ保健室に運んできます。」

「は~いよ。遅かったら、襲ったって噂広めるからな~!!」

「もし、保健室の先生がいなかったら~?」

「まぁ、それならいいんじゃね?」

「はいはい。」

担任は、俺の親戚。

普段はタメだけど、みんながいたから一応敬語を使った。