透明な君



えっ!?
と言ってサツキは下を向いた。


やば…変態発言だったかな…。


「でも…」
サツキは見てるこっちが隠れたくなるようなほどもじもじしている。



「あの…自分の寝顔なんて生で見れないから…
すごく変な顔だったら…見られた方も見たほうもなんか…イヤじゃない?」


寝顔に変も変じゃないもあるものなのかな?


「でも…好きな子の寝顔ならどんなでも愛しく思えちゃうんじゃないかな?僕だって思わず…」


髪を触ったといいそうになった。
誰か僕の口にガムテープをはっつけてください…。


「は…ハルキくん…?あの…」


思いっきり両手を前にだしてよこにふる。

「なっなんでもナイっっ!!」