透明な君



「…ありがとう。サトル…とっても嬉しい…」




触れてる顔の熱が肌に伝わってきた。


「でもね。ダメだよ…」



「そんなのダメだよ…調子良すぎになっちゃう…」



「どうして…そんなのどうだっていいだろ!?」

思わず声が荒いだ。
振られた…?


人生初の告白が…
砕けた?



「私…無理だとわかっててもハルキくんを好きって気持ち消せない…。消えてくれないの…」



「そんなの…っ
俺だって同じだよっ!」

負け犬の遠吠えだと思われてもいい。



どうしても
側においておきたかった。





サツキ…
力を貸してくれよ…。