透明な君



僕の人生論を語るのはヤメロ!!


と ハルキが
騒いでいるが無視。



「あのさ…」


目をみれなくて
少し下を向いたらその視線をサトルが追ってきて、下から覗きこまれた。

かあっと火が吹きそうなほど上気する顔。


見られまいと、自分のお腹が見えてしまいそうなほど下を向いた。



ハルキくんの独り言が耳にはいった。


僕にだって夢はあったよ…。

サツキといろんなことしたかったんだよ…。



ハルキくんの…ばか。
サトルの…鬼っ!!

「口説いてる…でしょ……?」




「なっ…!?
さっきも言ったろっ!!お前なんか好きじゃねえって!」



「ホント…?」


「え!?サトル…ヒトミちゃんのこと嫌いなの…?」



っあ゛ーーーーーー!!もうっ!!!
いらんことゆーなっ!!