透明な君



「…ノックってお前……あれ?」


「サトルならヒトミちゃんを探してます」


「保健室だろ」



先生…あんまり深くつっこまずに
ああ、そうか
程度に流してょ(泣)


「ヒトミちゃんは…僕から逃げています…。僕が暴れたから…」


メソメソ泣く僕を
先生は笑った…!


「確かにお前が暴れるなんて誰も思わないよなぁ」


はいはい
そうでしょうとも!
僕はどーせ
チビで非力そうな
弱い人間ですよっ!


ネガティブ全開…。