透明な君




「サツキがいなくなって、大切な親友が死んじゃって…悲しくて…悔しくて…」


え…あ、わかるよ。俺だってサツキが自殺したって聞いて…
どうしようもない涙でてきたよ。



「でも私…ハルキくん見てると違ってた。もがいてるハルキくん見てる時は…」


「どこかで…安心してたっ!私より苦しい人いるんだ…って!!」



共感を超えた優越感…。

「それでも気丈に振る舞うハルキくんが…」