「あ、先生は最近、お煎餅にハマってます。でも、黒羽部長はやっぱりチョコレートとかクッキーとかがいいみたいです」
「ありがとう。助かるよ。賄賂外すと後々きついからね。十夜君はまだしも、嵐さんは気まぐれだし」
紗綾の言ったことを将仁は手帳を取り出してすぐにメモしていく。
手土産という名の賄賂は彼にとって未来を左右する重大な問題ということになっている。
嵐も面白がっているのだが、手土産の値段や物によって顕著に態度が変わるのは間違いない。
「あ、あの、マリエちゃんは元気ですか?」
彼には仕事がある。今もその途中だろう。
わかっているが、どうしても気になって紗綾は切り出してみた。
「ああ、元気だよ。彼女も結構紗綾ちゃんのこと気にしてるんだけどね」
それを聞いて紗綾はほっとする。
マリエとは友達というほど親しいわけではないが、ずっと心配だったのだ。
オカ研ではセットとして考えられる神野マリエは紗綾にとって、将仁以上に心配な人間だった。
すぐにオカ研に相談しに来る将也とはまるで真逆なのだから。
「お仕事、頑張って下さい」
「ああ、そっちも頑張って」
あまり長く引き留めてはいけないだろう。
将仁とはそこで別れた。
「ありがとう。助かるよ。賄賂外すと後々きついからね。十夜君はまだしも、嵐さんは気まぐれだし」
紗綾の言ったことを将仁は手帳を取り出してすぐにメモしていく。
手土産という名の賄賂は彼にとって未来を左右する重大な問題ということになっている。
嵐も面白がっているのだが、手土産の値段や物によって顕著に態度が変わるのは間違いない。
「あ、あの、マリエちゃんは元気ですか?」
彼には仕事がある。今もその途中だろう。
わかっているが、どうしても気になって紗綾は切り出してみた。
「ああ、元気だよ。彼女も結構紗綾ちゃんのこと気にしてるんだけどね」
それを聞いて紗綾はほっとする。
マリエとは友達というほど親しいわけではないが、ずっと心配だったのだ。
オカ研ではセットとして考えられる神野マリエは紗綾にとって、将仁以上に心配な人間だった。
すぐにオカ研に相談しに来る将也とはまるで真逆なのだから。
「お仕事、頑張って下さい」
「ああ、そっちも頑張って」
あまり長く引き留めてはいけないだろう。
将仁とはそこで別れた。

