「ロビンソン君とも友達になれた?」
「いいや、全然」
あっさりと否定されて、紗綾はまた唐揚げを落としそうになる。
「折角、同じクラスにサイキックがいるのに?」
「じゃあ、先輩がお手本見せてくれます?」
「うっ……」
それを言われると何の反論もできなくなる。
自分が言えたことではなかったのだ。
「そこは、サイキックじゃないもん! って言えばいいのよ」
香澄が呆れているが、できるならば、それは言いたくないと紗綾は思っている。
サイキックではない。けれど、その一言を発することで彼らとの境界がはっきりしてしまうのが怖かった。
同じ場所には立てないとわかっていても、近くにはいたい。狡い考え方だとは思うが、紗綾にはそれしかできなかった。
「いいや、全然」
あっさりと否定されて、紗綾はまた唐揚げを落としそうになる。
「折角、同じクラスにサイキックがいるのに?」
「じゃあ、先輩がお手本見せてくれます?」
「うっ……」
それを言われると何の反論もできなくなる。
自分が言えたことではなかったのだ。
「そこは、サイキックじゃないもん! って言えばいいのよ」
香澄が呆れているが、できるならば、それは言いたくないと紗綾は思っている。
サイキックではない。けれど、その一言を発することで彼らとの境界がはっきりしてしまうのが怖かった。
同じ場所には立てないとわかっていても、近くにはいたい。狡い考え方だとは思うが、紗綾にはそれしかできなかった。

