「でも、もしかしてお邪魔した……?」
「え?」
「ペアルックだし」
眉を下げたマリエは様子を窺うようだった。
「た、たまたまだよ! 全然関係ないんだよ! それぞれクラスの衣装なの」
「じゃあ、案内してもらってもいい?」
紗綾としては案内するのは全く問題ない。だが、十夜を将也から預けられている。
十夜は戻りたくはないだろう。それこそ、帰ってしまうかもしれない。
どうしたものか、と紗綾は十夜を見た。
「俺のことはいい」
察したように十夜は言って、そのまま引き留める間もなく、いなくなってしまった。
「え?」
「ペアルックだし」
眉を下げたマリエは様子を窺うようだった。
「た、たまたまだよ! 全然関係ないんだよ! それぞれクラスの衣装なの」
「じゃあ、案内してもらってもいい?」
紗綾としては案内するのは全く問題ない。だが、十夜を将也から預けられている。
十夜は戻りたくはないだろう。それこそ、帰ってしまうかもしれない。
どうしたものか、と紗綾は十夜を見た。
「俺のことはいい」
察したように十夜は言って、そのまま引き留める間もなく、いなくなってしまった。

