「貴様は何しにきた?」
「文化祭に他校生が来て、何が悪いんですか? 黒羽十夜、サン」
マリエと十夜は面識があるが、会う度に険悪さが増す。
サイキック同士だからと言って、無条件にわかり合えるわけではない。どうやら、お互いサイキックということを抜きにして、性格が合わないらしい。
「お守りはどうした?」
十夜は問うが、マリエは答えず、プイッと顔を背けて紗綾を見た。
「さっきまでは友達と一緒だったの。でも、全然、紗綾ちゃん見つからないし、部活の方は知らない人しかいないし」
マリエは黒羽オフィスとは関わりがない。彼女自身がそれを拒否しているからだ。
「えっと、将仁さんは元気……?」
十夜の視線を感じて紗綾は聞いてみる。彼女のお守りとは司馬将仁刑事だ。サイキックとしては対になる存在だと言えるからこそ、十夜は彼女たちをセットで扱う。
「あんな人の話は必要ないでしょ?」
完全にまずいことを聞いてしまったようだった。相手が十夜だったから答えなかったのではなく、本当に触れられたくなかったのだろう。
だが、紗綾が謝ろうとする前に、マリエがシュンとして「ごめん」と言った。
「文化祭に他校生が来て、何が悪いんですか? 黒羽十夜、サン」
マリエと十夜は面識があるが、会う度に険悪さが増す。
サイキック同士だからと言って、無条件にわかり合えるわけではない。どうやら、お互いサイキックということを抜きにして、性格が合わないらしい。
「お守りはどうした?」
十夜は問うが、マリエは答えず、プイッと顔を背けて紗綾を見た。
「さっきまでは友達と一緒だったの。でも、全然、紗綾ちゃん見つからないし、部活の方は知らない人しかいないし」
マリエは黒羽オフィスとは関わりがない。彼女自身がそれを拒否しているからだ。
「えっと、将仁さんは元気……?」
十夜の視線を感じて紗綾は聞いてみる。彼女のお守りとは司馬将仁刑事だ。サイキックとしては対になる存在だと言えるからこそ、十夜は彼女たちをセットで扱う。
「あんな人の話は必要ないでしょ?」
完全にまずいことを聞いてしまったようだった。相手が十夜だったから答えなかったのではなく、本当に触れられたくなかったのだろう。
だが、紗綾が謝ろうとする前に、マリエがシュンとして「ごめん」と言った。

